「安倍1強」に審判、衆院選あす投開票

 第48回衆院選はあす22日に投票が行われ、即日開票される。桐生、みどり両市を含む群馬2区では自民党前職の井野俊郎(37)、共産党新人の長谷田直之(61)、希望の党前職の石関貴史(45)の3候補、両市の旧勢多郡地区を含む群馬1区では希望前職の宮崎岳志(47)、自民前職の尾身朝子(56)、共産新人の店橋世津子(56)の3候補が有権者の審判を仰ぐ。長谷田氏を除く5氏が比例重複候補で、小選挙区で敗れても得票次第では復活当選する可能性がある。

 安倍晋三首相が9月28日の臨時国会冒頭に衆院を解散し、突入した総選挙。「大義なき解散」「森友・加計学園疑惑隠し」との批判も出る中、首相は少子高齢化や北朝鮮の核・ミサイル開発への対処を重要課題に挙げ、「国難突破解散」と強調した。

 約5年の安倍政権の評価を最大の争点に、経済政策「アベノミクス」の是非や、消費増税の使途見直し、憲法改正、北朝鮮対応などをめぐり与野党が激突。民進党と事実上合流した希望の党や、民進出身議員が結成した立憲民主党の動向にも関心が集まった。

 群馬2区では、3期連続当選を狙う井野氏と、2009年以来の小選挙区勝利をめざす石関氏の前職対決を軸に、共産の長谷田氏が絡む構図となった。

 井野候補は分厚い支持基盤を生かした組織選挙で「アベノミクスの効果を地方や中小企業にも及ぼす」などと強調。長谷田候補は安保法や「共謀罪」法の強行採決などを挙げて安倍政権を批判し、増税中止や改憲阻止を力説した。石関候補は自転車遊説で「政治のおごりを止める。安倍政権の退陣が日本の民主主義のためだ」などと訴えた。
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 投票所は、桐生市が旧市内48カ所、新里町内9カ所、黒保根町内4カ所の計61カ所。みどり市が笠懸、大間々両町各10カ所、東町4カ所の計24カ所。

 投票時間は午前7時から午後7時まで。ただし桐生市梅田町五丁目の馬立集会所と、みどり市の大間々町ふるさと往来センター、福岡中央公民館、大間々17区集会所、東町内4カ所は午後6時まで。

 開票は午後8時から順次開始。県選管は午後9時から開票速報を流す。テレビ各社は午後8時前後から特番を放送し、当確速報を競う。

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