桐一出身・石井選手、育成で阪神へ プロ野球ドラフト

 プロ野球のドラフト(新人選択)会議が26日、東京都内のホテルで行われ、桐生第一高校出身の上武大の石井将希投手(22)=城東小―高崎市立佐野中=が阪神から育成ドラフトで1位指名を受けた。石井投手は「1日でも早く支配下登録となり、1軍の舞台で登板したい」と話した。

 喜びは突然訪れた。チームメートの島田海吏内野手(21)が阪神からドラフト4位で指名を受け、伊勢崎キャンパスの野球場でチームメートの祝福を受ける中、同じ阪神から育成ドラフトの1位で指名を受けた。

 急ぎチームメートの祝福の輪に加わった石井投手は「正直、期待はしていなかったので驚いている。まだ半分疑っています」と話しながらも笑顔をみせ、「勝負強い投手になりたい」と語った。

 高校時代、エースとして臨んだ2年秋には関東大会に進出するも初戦で敗れ、3年夏の大会は3回戦で敗退し甲子園の土は踏めなかった。プロ野球選手の夢をかなえるべく、上武大に進学。27試合55回を投げ、防御率は6・05と不本意な成績だが、「チャンスをもらえた。ここまで育ててくれた人たちに感謝し、1軍で1試合でも、1回でも多く投げられるよう頑張りたい」と意気込む。

1軍を目指して

 最速146キロのストレートとフォークが決め球で、持ち味は「強気で向かっていく投球」と話す石井投手。桐一の福田治男監督は「プロに行くだけでなく、1軍を目指して頑張ってもらいたい」と話し、「いいものを持っている選手。大学で鍛えられて体も大きくなり、成長が見える。ストレートで勝負できるような選手になってほしい」と期待をかけた。

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