本町周辺で“地域食堂” 子ども、高齢者ら見守る場に

 「桐生街なか地域食堂」が11月から、桐生市本町周辺でオープンする。子どもに無料または安価で食事を提供する「こども食堂」から、対象を高齢者にまで広げたもの。毎月第2土曜日の定期開催を予定しており、運営メンバーは「地域の人たちと子どもたちを見守る場所にできれば」と話している。

 発起人は乳幼児の母親向けの出前教室「寺子屋まなび~の」を開いている久保田貴子さん(41)=みどり市大間々町=。運営は、フェイスブックで協力を呼びかけ、賛同した母親らと行う。

 「こども食堂」は、親の仕事の都合などさまざまな理由から、孤食の子どもや、十分な食事がとれない子どもに、温かい食事と居場所を提供する取り組み。食材は寄付で調理は地域のボランティアなどによって運営されることが多い。

 久保田さんは「こども食堂」という名称では「必要とする人たちまで手が届かない」ことを指摘。また「本町周辺には高齢者が多い」ことも踏まえ、子どもからお年寄りまでが気兼ねなく食事できる場所として「桐生街なか地域食堂」という名称での開設を決めた。

 場所は来年の1月まで、同市東久方町二丁目の四辻の齋嘉で行う予定。第1回目は11月11日午前11時~午後2時に開く。食事代は「大人は300円、子どもは無料で提供したい」と話している。

 今後は開設場所を移転し開催頻度を増やしていく予定。また、「母親を対象とした講座なども開いて地域の人たちを支援できれば」と活動の幅を広げたい意向だ。

 桐生街なか地域食堂は、食材提供などの支援や当日ボランティアスタッフを募っている。問い合わせはメールで同食堂(kiryumachinaka@yahoo.co.jp)へ。 

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