路線バス、あすから新車両、外も内も華やかに みどり市東町

 みどり市東町の路線バスがあす3日から新車両に生まれ変わる。現行車両より小型のノンステップ(低床)バスで、車体には東町の四季を描いたラッピングを施したほか、同市観光大使のお笑いコンビ・アンカンミンカンの写真などを掲載して乗客を歓迎。車内アナウンスの声は同じく同市観光大使の声優・小倉唯さんが担当し、地元住民だけでなく観光客にも楽しんでもらう趣向だ。

 東町の路線バスは、合併前の旧勢多郡東村時代の1996年から現行車両で運行し、地元住民や観光客に利用されてきたが、老朽化に伴い、過疎対策事業債を活用して更新した。ラッピング費用などを含む購入費2100万円のうち7割が交付税措置される。

 新車両は36人乗りで車いす対応型。自然豊かな東町の春夏秋冬をイメージし、車体の前部に雪、後部に花桃、側面に紅葉とアジサイの図柄をラッピング。乗降口には市のPR動画が見られるQRコードも掲示した。

 さらにアンカンミンカンと、同じ吉本興業の芸人で市制10周年記念で昨年11月に開催したお笑いバトル「M―iグランプリ」の優勝コンビ・ジョイマンの写真、彼らの持ちネタに絡めた「みどり市に来てくれてありがとうオリゴ糖」のギャグも掲載した。

 小倉唯さんによる車内アナウンスは、全40カ所のバス停に加え、花輪駅では童謡の父・石原和三郎、神戸駅では花桃、沢入駅ではアジサイ、富弘美術館では星野富弘さんの詩画を紹介する観光案内も流れ、この声を目当てにバスに乗るファンも現れそうだ。

 同市民体育館前で1日に行われた新車両のお披露目式では、石原条市長が同バスを運行委託している赤城観光自動車(同市大間々町)に車両を引き渡し、「このバスを通じて東町から情報発信できれば」と期待を込めた。

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