桐高100年、校風を未来へ 記念式典、統合前の節目に誓う

 県立桐生高校(田口哲男校長)は2日、桐生市市民文化会館シルクホールで創立100周年記念式典を挙行した。大正6(1917)年に町立桐生中学校として開校以来、2万4000人余の卒業生を送り出してきた同校。男子校に男女共学の理数科ができて20年、2021年4月には桐生女子高校と統合して新しい高校になる。集った生徒、教職員、保護者、同窓生、来賓らは100年の大きな節目をかみしめつつ、「独立自尊」「文武両道」の校風を未来につなぐことを誓っていた。

 式典ではまず物故者に黙とうをささげ、田口校長が桐生の人びとの熱い思いで生まれた歴史と伝統を振り返り、式辞を述べた。県教委の青木章子委員は「常にパイオニアとしての気概を持って」と激励、宮地由高同窓会長は「桐女110年、桐高100年。校風が似ている。新高校は全県トップレベルをねらえる」と未来を見据えた。

 歴代校長やPTA会長、後援会長、百年史編集功労者らに感謝状が贈呈され、生徒代表の平沼将さん(3年)、高瀬要さん(2年)、松井貴哉さん(1年)が登壇。「全てに主体的に取り組み活動を楽しむ」「可能性に目を向け自分を高める」「未来の世代へ伝統を体現しつなぐ強い意志を持つ」と宣誓した。

 記念事業としてプロジェクターやスクリーンなどICT(情報通信技術)機器が寄贈され、生徒会長の小林勇哉さん(2年)が謝辞。吹奏楽委員会の演奏に乗せて全員で高らかに校歌を斉唱した。

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