科学の甲子園、清流中・樹徳中合同チーム、レベルアップへ事前研修

 第5回科学の甲子園ジュニア全国大会(科学技術振興機構主催)を前に、群馬県代表となった清流中と樹徳中の合同チームが6日、事前研修を受けた。群馬大学理工学部の斎藤隆泰准教授と研究室の学生4人が出向いて中学生を指導。12月1~3日に茨城県つくば市で開催される大会に向け、レベルアップを図った。

 桐生からの出場は2年ぶりで、清流中(朝海美加さん、藤本英隆さん、撹上知哉さん)と樹徳中(廣島咲良さん、長尾結希さん、大須賀望緒さん)が団結。筆記試験は数学、物理、生物など複数の分野から出題され、全員で挑む。実技試験は当日発表される課題を樹徳中が、事前公開の「ザ・キューブ」を清流中が担当する。

 6日の合同勉強会は「ザ・キューブ」がテーマ。45センチ×45センチ×45センチ内にプラスチック板やL字アングル、結束バンド、セロハンテープなど決められた材料で装置を作り、直径2センチの球が落下するまでどれだけ長い時間をかけられるか競う。製作は90分、装置は軽い方がよいなどのルールがある。

 斎藤准教授は物理のエネルギー原理や摩擦を説明、また競技上は「分担を決めて作業に慣れておくこと」などアドバイス。清流中生が試作したパーツを実際に試しながら、いっしょに改良法を考えるなどした。

 斎藤研究室の学生のうち、稲垣祐生さん、森川光さんは桐生高校出身で、中村茉耶さんは清流中の卒業生。論理的にハキハキと語る“後輩”に頼もしさを感じ、斎藤准教授も「理系の人口が増えてほしい。この大会があることでモチベーションが上がるといい」と語っていた。

 樹徳中でもう一度、合同勉強会を開き、本番に臨むことになっている。

関連記事: