両毛5市に奨励賞、前橋市で全国観光振興大会

 全国各地の観光振興と地域活性化の推進を目的とした「全国商工会議所観光振興大会2017in前橋」(日本商工会議所、前橋商工会議所主催)が9日から11日まで、前橋市内を主会場に開かれた。ベイシア文化ホールで10日開かれた全体会議は、地域資源を磨いて観光を活性化する「前橋アピール」を採択し閉幕した。「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」表彰式も催され、桐生など両毛5市商議所の広域連携が奨励賞に輝いた。

 10日の全体会議で日商観光委員会の須田寛共同委員長は、全国515会議所への調査で8割が観光に取り組んでいる半面、安全管理、人手不足、情報不十分の3点が改題と指摘。古い商慣習が残る観光産業の経営近代化、災害時の観光客避難体制構築などの必要性とともに「観光は年間50兆円の経済活動。経済界を挙げて振興に努めよう」と訴えた。

 表彰された両毛5市商議所の広域連携は、2004年に設立した「麺の里」両毛5市の会による粉食文化発信が評価されたもの。当時設立を呼び掛けた現会長の籾山和久桐生商工会議所副会頭は「続けてきたことが評価され、非常にうれしい。今後も連携を深めながら、より発展させたい」と喜んだ。

 このほか、会場で併催された産業展に大澤木工、物産展に青柳、森秀織物、ぐんま製茶が出展した。

 大会は9日に前橋市内で分科会、11日に県内外でエクスカーション(体験型見学会)を開催。全国の商議所関係者ら約1800人が参加した。桐生はエクスカーションのコースにも組み込まれた。

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