伝産功労者に3氏、木島冨美雄さん経産大臣賞

 2017年度の伝統的工芸品産業功労者等表彰で、桐生産地の3人が表彰された。木島冨美雄さん(82)=木島整経所代表=が経済産業大臣功労賞表彰、佐藤好雄さん(61)=佐啓産業代表取締役=と泉太郎さん(53)=泉織物代表取締役=が関東経済局長功労賞表彰をそれぞれ受けた。

 3人のうち、木島さんと泉さんは伝統工芸士、佐藤さんは組合役員として表彰された。
 織物づくりの重要な前工程の整経を担う木島さんは1995年に伝統工芸士となり、現在は桐生織伝統工芸士会で会計監査を務める。展示会で難しい整経の仕事を一般の人に分かりやすく解説するなど産地振興に尽力してきた。「糸と整経の仕事が大好きで続けてきた。得意先や家内の協力あっての表彰で感謝しています。丈夫な限り、産地のために頑張りたい」と話す。

 佐藤さんは2002年から桐生織物協同組合理事、副理事長などを歴任し、現常務理事。「賞状をいただけるのは先輩方のおかげと率直に感じます」と感謝する。

 泉さんは伝統工芸士会の副会長。お召織、経絣(たてがすり)紋織、捩(もじ)り織の製織で卓越した知識と技術を持つ。「桐生の工芸士会と産地組合がしっかりしているからいただける。本当に感謝しています。これを励みによい製品をつくり、産地に貢献したい」と語った。

関連記事: