10年後4万9600人想定 みどり市新総合計画素案

 みどり市は、2018年度から10年間の市政運営の最上位計画となる「第2次みどり市総合計画」の素案をまとめた。現行計画を大筋で継承しつつ、八つの基本政策と27の施策、95の基本事業を柱とする計画を進めることで、27年の人口を推計より約2000人多い4万9600人と想定。現在の人口より減ることが確実視される中、減少幅を抑える目標を掲げた。現在、素案に対するパブリックコメント(市民意見公募)を募集している。

 「輝くひと 輝くみどり 豊かな生活創造都市」を将来像に掲げる同市の総合計画。現行計画は08~17年度の10カ年で、将来像の実現に向けた三つの理念と四つの基本戦略、八つの基本政策からなる「基本構想」と、30施策、77基本事業からなる「基本計画」で構成。05年に5万2115人だった人口を5万3000人に増やす目標を掲げている。

 市企画課によると、第2次計画は「将来像の実現に向けたステップアップの段階」とし、めざす将来像と骨格となる基本構想は現行計画を継承した。一方で、現行計画では10年間不動の基本構想に位置付けていた基本政策は5年で見直す基本計画のほうに位置付け、柔軟性をもたせた。

 教育、農林業、観光など特に力を入れる分野では、基本事業を細分化して取り組みを明確化。移住・定住促進には新たな施策を追加した。16年3月に策定した「地方版総合戦略」との整合性を図り、人口減対策や地方創生に取り組む。

 新計画を実行することで、27年の市の目標人口を国立社会保障・人口問題研究所の推計約4万7600人より約2000人多い4万9600人に設定した。パブコメをへて、来年1月に市長へ計画案を答申。同4月の市長選とその後の議会議決をへて、同6月の計画策定をめざす。

 素案は市役所笠懸、大間々、東の各庁舎・支所、市ホームページで閲覧できる。パブコメは市内在住・在勤・在学の個人や法人、団体を対象に12月12日まで募集する。郵便、ファクス、メールなどで提出できる。問い合わせは市企画課(笠懸町鹿2952、市役所笠懸庁舎2階。電0277・76・0962、ファクス76・2449。メールkikaku@city.midori.gunma.jp)へ。

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