桐生市出身の木村巡査長、ニューイヤー駅伝の先導隊員に抜てき

 茨城県ひたちなか市で開かれた第48回全国白バイ安全運転競技大会(警察庁主催)で、群馬県警交通機動隊(交機隊)の木村允宣さん(29)=巡査長、桐生市相生町出身=が、ペアを組んだ利根川由樹さん(28)=同、前橋市出身=と初出場した団体2部で3位入賞を果たした。木村さんは個人総合でも9位に入った。同隊の入賞は団体、個人総合ともに3年ぶり。2人は来年1月1日の第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)1~3区間の先導白バイ隊員に抜てきされた。

 白バイ全国大会は10月に行われ、団体2部(2人1組)は37道府県代表の74人が出場。4種目(バランス、トライアル、不整地、スラローム)の走行・操縦技術を競い、団体(選手2人の合計点)は6位まで、個人総合(4種目合計点、団体1部の選手27人含む)は10位まで表彰される。

 白バイ歴は利根川さんが4年目(警察官歴は10年目)、大学をやめてまで白バイ隊員になりたかったという木村さんは2年目(同8年目)で、念願の初出場で結果を残した。同隊の入賞は団体が通算8回目(3位内入賞は6回目)、個人総合は同6人目。

 利根川さんは「指導してくれた先輩や上司に恩返しができてよかった」、木村さんは「持てる力を出し切った結果で、うれしい」とし、隊長(警視)の唐沢康夫さんは「厳しい訓練に耐え、その成果を遺憾なく発揮しての入賞」とたたえた。

注目度高い1区から

 ニューイヤー駅伝の先導も2人とも初めての大役だ。しかも最も注目度の高いスタート地点の県庁前から第3中継所(伊勢崎市役所)までの34・2㌔を担当する。2人とも「緊張しています」と言いながらも、利根川さんは「親しみのある全国規模の大会で先導できるのは光栄なこと。事故のないよう安全第一を考えて臨みたい」、木村さんは「選手が安全に走れるようサポートできれば」と話した。

 同隊によると、同駅伝には木村さんと利根川さんを含め計33台の白バイが参加し、うち6台が交代(2台ずつ)で先導する。

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