ワクチン足りる? インフル流行期も品薄続く

 12月に入り流行期を迎えたインフルエンザだが、医療機関では予防接種のワクチンが品薄の状態が続いている。桐生・みどり両市では高齢者を対象にした予防接種の助成期間を来年1月31日まで延長することを決めた。「12月に入って入荷は進んでいるが、まだ少ない印象」と桐生市医師会で感染症担当の金子浩章理事。「高齢者に限らず、接種を検討している人は、まずかかりつけ医に相談を」と話している。

 全国的なインフルエンザワクチンの供給不足は、11月中の出荷が少なかったことが影響しており、12月中には落ち着くとみられている。

 予防接種はウイルス感染しても発症を抑えたり、重症化を防ぐ効果があるとされる。特に高齢者や基礎疾患のある人、幼児などはインフルエンザを発症すると重症化することもあるため、かかりつけ医と相談して予防接種を受けるケースが多い。

 今シーズンのインフルエンザの流行について「ほぼ平年通り」と金子さん。予防接種だけでなく、手洗いや、うつさないためにマスクをする「せきエチケット」、十分な睡眠・休養など、基本的な予防行動を呼び掛けている。

すでに学級閉鎖も 桐高、試験期間に100人欠席

 インフルエンザ流行に伴い、県立桐生高校では11月28日~12月5日の期間中に計2クラスで学級閉鎖があった。11月29日からの3日間に欠席した生徒は約100人(インフルエンザ以外も含む)に上った。なお、12月8日現在、インフルエンザでの欠席は全校で11人と終息に向かっている。

 同校は11月28日~12月1日は期末試験期間中でもあり、試験を受けられなかった生徒に対して「追試を行うなど、インフルエンザの影響で不利が生じないよう配慮する」としている。また、受験シーズンを控え、「これまで以上に予防対策の指導を徹底したい」と話している。

 桐生・みどり両市教育委員会、県教育委員会によると8日までに、桐生地域の他の公立小・中学校、高校、幼稚園・保育園でインフルエンザによる特別休暇(学級閉鎖・学校閉鎖)は発生していない。

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