台湾の人気番組が来桐 織物、藍染め体験など収録

 台湾で人気の旅行番組「New金探號」の撮影クルーが12日、織都の歴史と文化を生かした体験観光ツアーの取材に桐生市内を訪れ、織物や藍染めを体験して桐生関係者にインタビューするなどして番組収録を行った。桐生市内の滞在は13日まで。台湾関係者は「大都市と違う歴史と文化の深さが魅力。台湾人も興味をもつと思う」と、手ごたえを感じている様子だった。

 桐生・足利両市が、産業遺産を生かした観光振興のため、今年度設立した「桐生&足利ヘリテージツーリズム促進協議会」の事業。同番組とのタイアップで両市PR動画を作成、放送して情報発信するのが狙いだ。

 一行は人気リポーター王軍凱さんら同番組の撮影クルーと、台湾人向けに桐生・足利市の旅行商品造成を目指す旅行エージェントら約10人。一行は10日に来日し、11~13日に桐生・足利市を巡り、14日に帰国する。

 桐生観光は12日朝から。午前は織物参考館“紫(ゆかり)”で織物体験や藍染め体験、午後は四辻の齋嘉で着物着付け体験や重伝建地区散策などを行った。13日午前は黒保根町などを周遊し、午後は梅田町で刀匠・工藤将成さんとの鍛冶体験を予定している。

 同番組は、台湾で富裕層の視聴率が高いケーブルテレビ局「非凡」で4年続く人気の旅行番組。1時間の放送時間のうち約30分が桐生・足利ツアーの紹介で2月下旬~3月上旬の放送を予定しているという。

 初来桐の王さんは桐生のまちの印象について「大都市と違い、ゆったりとしたきれいなまち」と説明。同行した旅行エージェントの女性は「来日する台湾人は多いが、これまでの大都市とは違う場所にニーズがある。桐生と足利は歴史と文化が深いのが魅力。台湾人も興味をもつと思う」と話していた。

 桐生市によると、番組の放送後は同市ホームページなどを通じ、放送内容を動画配信サイトで見られるようにするという。

 問い合わせは桐生市観光交流課(電0277・46・1111、内線366)へ。

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