県議補選へ動き活発化、椎名市議が出馬表明

 みどり市選出県議の須藤昭男氏(57)=同市笠懸町阿左美=が同市長選(来年4月8日告示、同15日投開票)への出馬を表明したのを受け、県議補選(定数1)に向けた動きが活発化してきた。同市議の椎名祐司氏(61)=大間々町大間々=が補選への立候補を表明したほか、別の複数の市議らも出馬をうかがっており、情勢は混沌(こんとん)としている。

 県議補選は、須藤氏が市長選にくら替えするのに伴い、1人区である同市選挙区の欠員を補うもの。須藤氏は、県の新年度当初予算を議決する県議会定例会が閉会予定の来年3月20日を待って県議を辞職する意向だ。

 補選の候補者をめぐっては、須藤県議が自民党みどり支部長でもある立場から、後継候補を公募で決める方針を示す。同党県連の内規では、県議選の新人候補は60歳以上は公認しないと定めている。

 そんな中、椎名氏は27日、補選に出馬する意向を関係者に伝え始めた。桐生タイムス社の取材に対し「県の地域づくりや、ぐんま伝統文化継承委員などで県の役職を務めてきた経験から、県と市の太いパイプとなりたい」と決意を示した。

 自民党員だが、年齢的に党の公認は得られないため、無所属で出馬する構え。市の新年度当初予算を議決する来年3月中に市議を辞職する意向だが、補選の候補者が乱立するなど情勢によっては出馬を見送る可能性も視野に入れている。

 椎名氏は旧大間々町生まれ。大間々中、桐生高、京都産業大卒。1999年から旧町議2期をへて現在市議4期目(通算6期目)。市議会副議長、市PTA連合会長、NPO法人ながめ黒子の会代表などを歴任。現在は県地域づくり協議会会長を務める。

別の市議らも意欲

 補選ではこのほか、自民党の公認獲得を念頭に、笠懸町の男性市議や大間々町の女性市議らが出馬を模索し始めた。これ以外にも新人を擁立する動きがあり、年明け以降さらに動きが過熱しそうだ。

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