桐生出身・樋口選手が3年連続出場 箱根駅伝

 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が2、3日に行われ、中央学院大学3年で桐生市出身の樋口陸選手(22)=相生中―埼玉武蔵越生高=が、復路のスタート6区に3年連続出場。往路の11位から1人抜き、シード権を確保できる10位に上げた。同大は総合10位でゴール。樋口選手は同大初の4年連続シード権獲得に貢献した。

 樋口選手は1年生だった2年前に区間3位(当時歴代4位)、昨年も区間5位の力走で総合順位を上げ、往路と復路の「スタートと山」を重視する川崎勇二監督(55)の信頼を得た。今年の箱根に合わせ、昨年3月にへんとうを手術。秋まで練習がままならない中、経験を積んでエキスパートとなった箱根の山下りを目標に、調整力を付けてきた。

 当日、山の頂上は気温が氷点下5度と低く、コースは風も強かった。「体調を整え、念入りにアップを行ったことで体が動いた。頂上から下りへの切り替えもできた」と、樋口選手。昨年のタイムを2秒縮める力走で1人抜き、シード権獲得がかかる10位に飛び込んだ。

 樋口選手は、レース後の思いを、「自分のタイムがもう少し早ければ、後の走者が楽だった。監督の信頼に応えきれなかったと、責任を感じている」と語った。

 また、地元からは応援で笠懸中陸上部顧問の横山幸男教諭(49)らが駆け付け、復路スタートから12~13キロ地点にある、富士屋ホテルの観戦ポイントで声援を送った。

 「一瞬で通り過ぎたが、手を振り返してくれた」と横山教諭。レース後、樋口選手から、「今季はけがなどで練習不足だった。来年は頑張ります」というメッセージを受けたという。

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