インフルエンザ流行、ついに警報発令

 県は23日、インフルエンザの流行に伴い警報を発令した。15~21日の1週間で県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者報告数が48・34人となり、警報発令の基準(30・00人)を超えたもの。桐生地区では同患者数は48・50人だった。地域の学校でも臨時休業が相次ぎ、24日午前現在、8小学校・2中学校で学級・学年閉鎖となっている。

 県が発表している感染症動向調査によると、同期間にインフルエンザ患者の報告が多かった地域は安中(71・33人)、富岡(57・00人)、渋川(56・67人)、利根沼田(54・00人)、太田(53・90人)、伊勢崎(53・10人)など。

 桐生地区では昨年11月末から患者数が増加。12月初旬から、地域の小学・中学校、高校でインフルエンザによる臨時休業があった。県はインフルエンザ注意報を今月5日に発令している。

 今シーズンの傾向として、A型とB型が同時に流行しており、医療機関の診断ではB型が多く検出されている。桐生市医師会の疋田博之さんは「B型は胃腸症状がでることもある。吐き気などで食事ができず、熱もあるので脱水にならないよう、こまめな水分補給を」と説明。手洗いに加え、人混みを避け、加湿器を使い乾燥対策するなど予防を呼び掛けている。

 関係機関も手洗い、せきやくしゃみが出る場合のマスク着用、規則正しい生活で抵抗力を高めておくなど注意喚起。特にぜんそくや慢性心疾患など基礎疾患を持っている人や子ども、高齢者に対し、体調管理に気をつけるよう呼びかけている。

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