桐生市新里町の桂川ちはるさん、準日本キルト大賞受賞

 東京ドームで開催中の「第17回東京国際キルトフェスティバル」。その中で最も来場者の注目を集めるコンテスト「日本キルト大賞」で、みどり市笠懸町にアトリエ兼教室「針仕事Cheers」を構える桂川ちはるさん(59)=桐生市新里町在住=の創作キルト「風青し」が全体の2位に当たる「準日本キルト大賞」に輝いた。

 プロ・アマ問わず、幅広い層のキルト愛好者が参加するコンテスト。今回はトラディショナル部門、創作部門、額絵キルトなど6部門に1263点(うち海外から43点)の作品が寄せられ、会場には入選・入賞作品約300点を展示している。

 日本キルト大賞に次ぐ2位の評価を受けた桂川さんの作品「風青し」は庭の草花を表現した手縫いのキルト。麻生地を土台とし、いろいろな緑の生地をアップリケし、刺しゅうを施して仕上げた。

 キルト歴は26年。日本手芸普及協会パッチワークキルト指導員、同会ミシンキルト講師の資格を持ち、15年前から教室も開く桂川さん。コンテストへは2010年から挑戦し、「インターナショナルキルトウイークYOKOHAMA」では最優秀賞を受賞したこともあるが、日本キルト大賞での入賞は初めて。

 これまでは伝統的なパターンや手法を用いて制作するトラディショナル部門への応募が主で、創作部門は初挑戦だったが、「きっちり仕上げるトラディショナルの作品と違い、自然な感じを出そうと、内から外へあまり計算せず、葉っぱを配置し、周囲も縫いっぱなしにし、あえて切りそろえなかった」そうで、「いろいろ試み、楽しんだ作品。受賞したと聞いた時は本当に驚きました」と話していた。

 同フェスは31日まで(午前9時半~午後6時、最終日は午後5時半閉場)。入場料金は当日券2100円(小学生以下無料、ただし、大人の付き添いが必要)。なお、イベントの模様は27日午前11時から、NHKBSプレミアムで放映される。また、桂川さんの受賞作品は2月15日から、笠懸のアトリエ(笠懸町阿左美1344の2、電090・4610・8230)で展示する予定。

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