“桐生暮らし”に興味津々、問い合わせ急増

 桐生市内の空き家に移住した芸能人の暮らしを紹介するテレビ番組の放送が始まった昨年12月以降、「同じような空き家はないか」などと“桐生暮らし”に興味を示す問い合わせが同市に40件以上寄せられている。月刊誌が今月発表した2018年版「住みたい田舎」ランキングでも同市は北関東エリア上位をキープ。同市は「番組をきっかけに関心をもってもらえた。ぜひ移住者増につなげたい」と意気込んでいる。

 地方に一定期間移住した芸能人の田舎暮らしを密着取材するテレビ朝日のバラエティー番組「イチから住(じゅう)~前略、移住しました」。毎週日曜日午後6時半から放送している30分番組だ。

 東京都出身の女優・藤田朋子さんが桐生市で移住生活を送る“桐生編”の放送開始は昨年12月10日。移住先の物件探しや商店街での買い物などを通じ、地元住民と楽しく交流する様子が放送された。

 さらに今年1月14、21日にも続編が放送され、友人となった地元住民との仕事探しや、アルバイト先に決まった老舗商店での奮闘ぶり、他の移住者たちとの交流の広がりなども紹介している。

 桐生市によると、放送開始直後から桐生暮らしに興味を示した人からの問い合わせが急増。移住相談は例年イベントも含め年間150件程度だが、この1カ月余りで空き家対策室や観光交流課に四十数件の問い合わせが寄せられたという。

 「同じような雰囲気の物件を紹介して」「場所はどのあたりにあるのか」など、番組をきっかけに桐生暮らしに興味を示した人の電話での問い合わせが大半だが、埼玉県から桐生市窓口を直接訪ねた人もいた。

 桐生市が例年上位に入っている宝島社(東京)の月刊誌「田舎暮らしの本」の「住みたい田舎」ランキングは、2018年版の最新号でも、同市は北関東エリア(10万人以上)総合3位、若者世代4位、子育て世代5位、シニア世代2位と各部門上位を維持している。

来月17日、有楽町で「桐生暮らし相談会」

 桐生市は2月17日、先輩移住者の体験談や同市の移住施策を紹介する「桐生暮らし相談会」を、東京・有楽町のふるさと回帰支援センター(東京交通会館8階)で開催する。

 同市は「藤田さんの番組をきっかけに桐生に関心をもってもらえてうれしい。この流れを移住者増につなげていきたい」(空き家対策室)、「一度だけでなく継続して放送されることに感謝。これまでとは違った効果に期待したい」(観光交流課)としている。

 問い合わせは同市役所新館5階の空き家対策室(電0277・46・1111、内線367)へ。

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