南と中央、7月合併へ、ロータリークラブで「県内初」

 桐生南ロータリークラブ(RC、和田洋一会長)と桐生中央ロータリークラブ(笠原康利会長)が今年7月1日に合併することが決まった。29日に桐生倶楽部会館で開かれた桐生ロータリークラブの例会に出席した両会長と合併委員会が経過を報告。「合併に向けて応援してほしい」と呼びかけた。同委員会によるとロータリークラブの合併は群馬県内でも初めてという。

 桐生南RC(現在会員23人)は1965年10月に創立。樹徳高校の生徒と協力して早朝清掃や募金活動を実施するほか、東日本大震災被災地への支援を継続。ほかにも97年創立の「わたらせプロバスクラブ」のスポンサークラブを担うなど幅広く地域社会へ貢献してきた。

 桐生中央RC(現在会員21人)は1991年5月、桐生南ロータリークラブ25周年記念事業の一環として創立した。障害者福祉施設「赤城の家」や「桐育乳児園」の運営支援を継続するほか、スポーツや農作業を通した青少年の健全育成に注力。また県内で初の女性会員が所属するクラブとして注目を受けた。

 同委員会の説明によると、両RCが解散せず、合併の形をとるのは県内で初めてという。合併後の名称は「桐生南ロータリークラブ」で、事務局は現桐生南RC事務局が引き継ぐ。

 両RCは昨年7月から合併委員会を設置。月に1回、会合を開いて協議を重ねてきた。今後は7月1日の新クラブスタートを目指して役員の決定や合併調印式を行う予定だ。

 ロータリークラブは世界初の奉仕クラブ団体「国際ロータリー」のメンバーである単位クラブ。会員の職業倫理を高める職業奉仕から広がる社会奉仕と国際親善が目的。奉仕活動、寄付行為、会員の交流、友好事業などを行っている。

活発な運営へ推奨

 近年、経済情勢の変化や会員の高齢化などで、日本国内全体で会員数が減少傾向にあるRC。ロータリー活動について規定を定めた「ロータリー章典」では「会員数が20名以下のクラブが近接する場合には合併が推奨される」と記載。組織活動強化のために合併し、活発な運営につなげるよう求めている。

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