桐生職安管内有効求人倍率、9年ぶりに1倍超える

 桐生公共職業安定所(ハローワーク桐生、須田弘之所長)管内の2017年の年間有効求人倍率が1・01倍となり、2008年の1・07倍以来、9年ぶりに1倍を超えた。17年12月単月の倍率も1・20倍(前月比0・12ポイント上昇)で、08年3月の1・23倍以来、9年9カ月ぶりに1・2倍台に乗った。

 桐生職安管内の有効求人倍率は、リーマンショックで08年10月に1倍を切って以降、0倍台が続き、16年11月に8年2カ月ぶりに1倍台に回復。17年3月まで4カ月連続で1倍を超えたが、同年4月に再び1倍を切り、9月に回復。12月に1・20倍となり、4カ月連続で1倍を超えた。

 通年では13年に0・71倍だったが、14年以降は0・8倍台に。16年は0・90倍と1倍に迫っていた。

 同職安によると、12月の1・20倍は、前年同期にほとんどなかった宿泊業と飲食サービス業の新規求人が100人(前年同月比733・3%増)あったことが主な要因。内訳は県外に店舗展開する地元事業所の求人などだという。製造業の新規求人は139人(同24・5%減)と減少した。

 須田所長は「製造業のマイナスは気掛かりだが、年末にある程度人員確保ができていた可能性もある。事業所の年末の閉鎖など懸念材料もあるが動き自体は堅調」だとし、「求人状況はよくなっている。ぜひ足を運んでいただけたら」と呼び掛けている。

 群馬労働局管内全体の有効求人倍率は1・66倍で全国16位。正社員有効求人倍率は1・24倍で同12位。

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