「世界らん展日本大賞」に力こぶ、境野町・提箸英夫さん

 桐生市境野町二丁目在住の提箸英夫さん(72)が、自宅温室で育てるランが美しい花を次々に咲かせ始めた。今月、東京ドームで開かれる「世界らん展日本大賞」(17~23日)の栽培コンテストに出品予定のカトレアも順調に生育。2年連続3回目の最優秀栽培賞を目指し、「花の開花時期をうまくあわせたい」と話している。

 ラン栽培歴は約20年となる提箸さん。現在はグループには所属せず、個人でシンビジュームやデンドロビュームなど一般的な洋ランを中心に120鉢ほど育てている。「温度管理など考えることが多く、ぼけ防止に役立っています」

 前年のらん展で同種のラン300鉢を頒布し、1年でいかに上手に育てるか競う栽培コンテスト。昨年、最優秀栽培賞に輝いたシンビジュームはらん展後も、花がどのくらい持つのか調べるため、花を切らずに栽培。「105日間も花はもったが今年は全然ダメ。自分ももうやらないし、他人にも決して勧めません」と話す。

 今年はカトレア(コウレリア・ミゾグチ“プリンセス・キコ”)。専門外だが、4本の花芽から16個の花を咲かせるべく、温度管理に注意を払う。「孫の名前をつけ、大切に育ててきた。1年の努力が報われるといいのですが」と話していた。

経験を伝えて恩返ししたい

 なお、提箸さんは「花に助けられてきた人生。自分の経験を伝えることで、その恩返しがしたい」と、温室を一般開放する考え。観覧時間は平日の午後3時~同5時で、相談も受け付ける。申し込み、問い合わせは提箸さん(電090・1651・7180)まで。

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