目指せ東京五輪、期待の新星育成大会へ

 桐生市立新里中学校1年で陸上部の大類康靖(おおるい・やすのぶ)選手が、将来のオリンピック選手育成を目的に開かれている「第44回ジュニアオリンピック陸上競技大会」(25〜27日、神奈川県・日産スタジアム、日本陸上競技連盟主催)に、中学1年男子1500メートル種目の優勝候補として出場する。全国の精鋭たちがしのぎを削るこの大会で、大類選手には新記録樹立の期待さえかかっている。

 大類選手は現在、この種目で中学1年の日本歴代最高記録保持者。今年8月に埼玉県熊谷市で開かれた中体連の関東大会で、大会記録を20年ぶりに5秒65縮める驚異的な新記録で優勝した。このときの記録4分11秒67は、2010年の第41回ジュニアオリンピックで出た中学1年の日本歴代最高記録4分12秒37さえも0秒70上回る圧倒的なものだった。

 「当日は調子が良かったが、日本歴代1位までは意識していませんでした。今年の関東は非常にレベルが高く、ライバルたちと競い合う中で記録が伸びたようです」と新里中の山藤一也教諭。また、新里中の陸上部員たちも調整に協力し、「3年生の先輩が当日大会についてきてくれて、緊張しているところをほぐしてくれた」と大類選手は話す。

 「将来は箱根とニューイヤー駅伝を走りたい」という大類選手。普段の練習は「部活で先生に教わるような基本の動きが中心」。ちょうど20歳を迎えるころに開催される2020年の東京五輪について、大類選手は「7年後のことは何とも言えないが、出てみたいとは思う」と将来に思いをはせる。

関連記事: