3年ぶり茶摘み 梅田南小

「一芯三葉、いっしんさんよう」と唱えながら、子どもたちが新芽を摘む。汗ばむ陽気となった22日、桐生市梅田町二丁目の茶畑で梅田南小学校1~3年生 85人が初めての茶摘みを体験したもので、摘み取った茶葉はその足でぐんま製茶の工場に持ち込み、お茶ができる工程を見学した。

霧が多くお茶の栽培が盛んな梅田地区は、一丁目から五丁目まで約120軒が梅田茶生産組合に属し、やぶきた茶を生産している。地域学習の一環として小学 生は1、2年生が茶摘みを恒例にしてきたが、2011年3月の福島第1原子力発電所事故後、放射性物質検査で問題がなくなった昨年も取りやめていた。

3年ぶりとなる今年は1~3年生がみな初体験。ところが今春は霜の害にあい、学校そばの茶畑は葉が伸びなかった。そのため跳滝橋近くの前原達雄さん(49)、すみ子さん(53)夫妻の茶畑を使わせてもらうことになった。

ぐんま製茶の相川義之さんや先生たちの指導で「畑のおじさん、おばさん」スタイルになった子どもたち。ちいさな手で「これいい?」と確かめながら、てい ねいに新芽を摘む。ごとうしゅんさん(3年)は葉に赤い点々を見つけ「カメムシの仕業だ!」。まえはらさくらこさん(1年)は「朝とご飯のあとと、おばあ ちゃんがいれてくれるお茶を飲む」という。来月に予定されているお茶会が楽しみだ。

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