未明に突然大音量 桐生市防災ラジオ、誤発信

 桐生市が災害時情報伝達手段の確保などを目的に導入した防災ラジオで、23日午前1時半に試験放送が誤発信された。突然、大音量で流れ、加えて約20分間も止まらなかったため、驚いた市民から市役所に多数の苦情や問い合わせがあった。市では「多くの市民に迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とし、今後再発防止を徹底していく考えだ。

 防災ラジオはFM桐生の放送波を利用して全国瞬時警報システム(Jアラート)による緊急速報や桐生市が発信する避難勧告・指示などの緊急情報を発信するもの。今年度は公共施設に500個を配布したほか、市民向けに4000個を用意し、10月7日から頒布を開始した。

 市によれば、今回の“放送事故”は22日午後1時半から毎月第4金曜日に放送している緊急情報の試験放送と同一の内容が23日午前1時半に放送され、その後二十数分間にわたって放送が続いたというもの。

 原因は、FM桐生では午後10時から翌日午前7時までの間は午前10時から午後7時までに放送した番組をそのまま再放送しているため、試験放送込みの番組がそのまま流れたという。

 本来、自動停止のシグナルが発信され、試験放送は約1分30秒で停止されるはずだが、今回は止まらなかった。現在のところ原因は不明。

 市では今週、緊急放送の協定を結んでいるFM桐生と原因究明や再発防止を協議し、誤発信再発防止を徹底する。

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