太々神楽を特訓、発表会も コロンバス州立大生

 桐生市の国際姉妹都市コロンバス市(米国)のコロンバス州立大学演劇学部学生ら16人が来桐。今回のテーマは伝統芸能で、30日は市内川内町五丁目の勇進会館で、白瀧神社太々神楽保存会(大澤實会長、会員12人)の指導を受け、市指定重要無形民俗文化財の同神楽の練習を開始。学生たちはみな真剣で、会員の指導も熱が入っていた。

 2005年から日本の文化を学ぼうと同大の学生たちが正規授業の一環として来桐。毎回違うテーマで実習などを行っている。今回は引率教官3人、学生13人が28日に訪れた。

 29日には保存会会員の神楽を実際に見て配役を決め、30日から練習に入った。舞うのは岩戸開伎之舞、上棟式、種蒔之舞の3座。6月1日まで毎日、舞やはやしを練習し、2日に発表会を行う。

 岩戸開伎之舞で天之手力雄を舞うタックレイ・ハブテマリアムさん(21)は保存会員がマンツーマンで特訓。「シンプルな動きの中で力強さを表現するのは難しいが、体験したことのない役なので、新鮮で楽しい。がんばります」と笑顔。

 また、自らも舞うことになった引率教官のベッキー・ベッカー准教授は「授業で能や狂言を取り上げている。今回は神楽を学ぶことでその関係性や違い、実際に体験することで日本文化を学ばせたい」と話していた。

 発表会は2日午後1時から桐生市市民文化会館で行う予定で、桐生で学んだ神楽のほか日ごろコロンバスで練習している演劇の一部も披露する予定だ。

神楽を学ぶコロンバス州立大学の学生

真剣に神楽を学ぶコロンバス州立大学の学生たち(勇進会館で)

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