本六商店街入り口に絵看板お目見え

 桐生市本町六丁目商店街をイメージした絵看板が4日までに、同市川岸町の本町通りとコロンバス通りの交差点北西角に完成した。同商店街を舞台にした自主制作映画に関連し、画家の津久井眸さん(28)=太田市=が制作したもの。「ふれあいのまち」と題して縁起物を配したペンキ画で、同商店街の南側入り口を美しく飾っている。

 同商店街は先月、地元の映画制作団体「桐生わいわいむ〜びぃ部」(松嶋好司郎代表)と撮影した商店街PR映画「ふれあいの鏡」の上映会を開催。絵看板も映画制作と並行して8月下旬から3カ月以上かけて制作した。

 津久井さんは同映画のポスターを制作した若手画家。桐生第一高校在学中に絵画に目覚め、武蔵野美大進学後は広瀬毅郎氏(山田かまち水彩デッサン美術館長)に才能を認められて現在、会社員の傍ら創作活動を続けている。

 今回制作した絵看板は、自身初挑戦のペンキ画。縦1・4メートル、横2・7メートルの巨大看板に下地から丁寧にペンキを塗り重ねて、縁起物の千鳥をはじめとしたレトロな和柄で、明るく親しみやすい商店街を表現した。

 高校時代に自転車で毎日通った懐かしい場所での創作活動。「人に見られながら描くのは初めての体験。通りかかった多くの人から励ましの声をいただきうれしかった。今後も桐生を拠点に活動していきたい」と愛着の深さを語る。

 先週末には同商店街の東山豊理事長や映画制作仲間らと絵看板のお披露目式を開催。同じく津久井さんがデザインして映画のテーマにもなった飾り鏡とともに、同商店街南側入り口を飾る2作品の完成を祝った。

 津久井さんは7日の定期市「買場紗綾(さや)市」で1日限定の個展を開催予定。同市本町一丁目の買場通り沿いの買場ふれあい館に十数点の絵画を展示する。入場無料。午前10時から午後3時まで。

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