「家庭の日」コンクール 桐生っ子最優秀賞

 毎月第1日曜日は群馬県が定めた「家庭の日」。その普及と青少年の健全育成のために募集した標語と絵画・ポスターのコンクールで、桐生の中学生がそれぞれ最優秀賞を受賞した。標語の部は谷井沙綾さん(中央中2年)、ポスターの部は奥村魁人さん(広沢中1年)。どちらも家族そろってとる食事の楽しさ、大切さを伝えている。群馬会館で行われた群馬県青少年育成大会で表彰された。

 標語の部は小学生(4年生以上)、中学生、高校生、一般で計9679点の応募があり、最優秀賞が各1点、計4点選ばれた。中学生は谷井沙綾さんの「スマホ置き おはしと茶わん 家庭の日」。

 谷井さんは「おはしと茶わんに家族だんらんを感じとってもらいたいと思った」。部活が忙しく体調を崩したとき、消化のいい食事と思いやりの言葉に元気を取り戻すことができたという。和食が好き。お母さんだけでなくお父さんも休日に料理をしてくれるそうで、何気ない会話に自然と笑える安心感はかけがえのないものだ。

 母の幸子さんは「食事中に着信音があり、スマホを手にしようとしてふと、標語を思い出したりします」と笑う。「通信手段が便利になりすぎ、本当の大切な時間が失われていないでしょうか」というメッセージが身近にじかに伝わってくる。

 絵画・ポスターの部は計1406点の応募があり、小学生の3点と、広沢中の奥村魁人さんが描いた「かぞくと食べるごはん」が最優秀賞を受賞した。

 夏の特別な日だったのか、「縁側に風呂敷を広げておすしを食べた」「いつものテーブルでとる食事と違って、とてもおいしくて楽しかった」という小学生のときの思い出が、明るい色彩で家族みんなの表情も豊かに描かれている。

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