来年3月末稼働へ きのこ会館跡に太陽光発電所

 キノコ種菌・菌床大手の森産業(桐生市西久方町一丁目、森裕美社長)がホテル国際きのこ会館跡地で太陽光発電事業に乗り出す。ホテルのあった市内平井町の山頂と駐車場だったふもとにパネルを設置する。現在は基礎工事を行っている段階で、来年3月末に完工し発電を開始する予定だ。

 種菌や菌床の販売先であるキノコ栽培農家は福島第1原子力発電所の事故以降、風評被害の影響が続いている。こうした状況もあり、会社としてクリーンエネルギーを推進しようと太陽光発電事業に取り組むことを決めた。

 きのこ会館跡地での事業名称は「フォーレ桐生太陽光発電所」。11月22日に地鎮祭を催し、整地を始めた。パネルの総設置数は2112枚で発電量は528キロワット。年間2000万円の売電収入を見込む。先行して沼田事業所で9月末から、桐生とほぼ同規模の太陽光発電を開始している。

 同社は「原発事故から2年以上たつが、生産者はいまだに影響を受けている。取り組みを通じて二酸化炭素削減を含めた社会貢献につながれば」とする。ほかの事業所での実施も検討していく。

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