街なかで「365日」 情報センター設置目指す

 桐生観光協会(宮地由高会長)は30日、桐生市錦町三丁目の市勤労福祉会館で今年度の通常総会を開き、観光情報を365日提供できる「観光中央情報センター」の設置を柱に掲げた活動指針を策定した。▽来桐者の入り口に近い▽駐車場がある▽見どころが近い▽既存施設を最大限活用する―という四つの条件を満たす中心市街地への早期設置を目指す。

 同協会は桐生近隣の149企業・団体で構成。観光都市実現に向けた観光振興の司令塔役を担う。2010年に事務局を桐生商工会議所から桐生市観光交流課に移した。

 総会では昨年度、桐生観光を紹介するテレビや雑誌・新聞記事が、市観光交流課のかかわったものだけで、テレビ13件、雑誌・新聞59件に上ったことを報告した。

 内訳をみると、昨年7月選定の桐生新町重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)が象徴する織物文化、ひもかわ、ソースかつ丼などのご当地グルメが多く紹介されている。

 こうした状況を踏まえ、今年度の事業計画には既存施設の活用を基本に、同協会の拠点施設を早急に設置するよう、市や関係機関に働きかけることを盛り込んだ。

 さらに「桐生観光協会ビジョン」と題する活動指針も策定。専従職員を置いて同協会の事務局機能を持たせた観光中央情報センターの早期設置を柱の一つに掲げた。

 桐生駅構内の観光物産館わたらせ、桐生市民活動推進センターゆいなど既存施設での観光案内に加え、観光中央情報センターを中心市街地に設置することで情報発信力の強化を図りたい考えだ。

 宮地会長は「観光はきちんと方向性を出して着実に歩みを進めていけば成果が出るもの。実際に桐生でも成果が出つつある。さらに進めていくためには、みなさんの参加が必要」などと協力を呼びかけた。

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