八木節パノラマお目見え 新里の尾池さん、市に寄贈

 人形を使って八木節の風景を再現した立体パノラマが6日、東武鉄道新桐生駅の1番線、上りホームの観光PRブースに登場した。

 制作したのは桐生市新里町新川に住む尾池十三男さん(72)。「ミニチュアの八木節人形はすでにあるし、やぐらもある。これを組み合わせて、八木節の風景を再現しよう」と、これまでに約20もの八木節の立体パノラマを制作してきた。

 今回、市に寄贈したものは、その中でも力作。13人の踊り子たちの後ろで、太鼓、鼓、鉦(かね)の7人がおはやしを奏でる。やぐらの上には笛と、歌い手の姿も。

 竹を削り、太鼓や鼓、鉦などを手作りし、既存の人形に持たせる。女性が持つ鉦のバチに小さな象牙を使い、紅白の幕を自ら縫製、背景の赤城山の写真も、自分で撮影した。「材料集めに手間がかかりました」と尾池さん。

 6日、桐生市から感謝状が贈られ、高さ50センチ、幅75センチの立体パノラマがお披露目となった。

「よくできてるね」

 桐生八木節連絡協議会の阿部建治会長は「よくできているね」と感想。自身、八木節演奏の経験者でもある尾池さんは「桐生の観光PRに貢献できれば」と話している。

尾池十三男さん

八木節の立体パノラマを制作した尾池十三男さん(新桐生駅で)

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