ホウレンソウ袋で観光PR 野菜食べてみどり市に

 新田みどり農協(本店みどり市笠懸町鹿、橋場正和組合長)は、首都圏など各地に出荷しているホウレンソウの袋に、同市の観光名所や見どころを印刷した。野菜を通じて地元の魅力をPRし、観光誘客を図ろうという試みで、6月早々にも第1便が出荷され、スーパーなどの店頭に並ぶ予定だ。

 同農協管内には、みどり市笠懸町や桐生市新里町を中心に約100軒のホウレンソウ農家があり、年間約1000トンが関東甲信越や東北などの市場に出荷されている。

 各地に出回る野菜を観光PRの媒体として活用しようと、みどり市が農協に依頼。鮮度を保つ透明なフィルムの袋に、「わたらせ渓谷鐵道」「高津戸峡」「ながめ余興場」「コノドント館」「笠懸の武技」の5種類の絵と解説文を印刷した。

 絵のデザインは市内の県立大間々高校美術部が担当。2色刷りに映えるよう、切り絵で味わい深い図案を描いた。市が版代として15万円を補助し、約1年分として500万枚を印刷した。

 秋から冬にかけて最盛期となるホウレンソウだが、通年で栽培している農家がすでに新しい袋を購入したといい、近く出荷されるホウレンソウが第1便になる可能性が高い。同農協の田中忠雄常務は「野菜産地でもあるみどり市の知名度アップに、農協の野菜が一役買えれば」と期待している。

ホウレンソウの袋

みどり市の観光名所が印刷されたホウレンソウの袋

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