樹徳高が創立100周年、新教室棟と体育館を建設

 明照学園樹徳高校(桐生市錦町一丁目、野口秀樹校長)が今年4月25日に創立100周年を迎える。この機会に、校舎は力誉記念館と8階建ての正道館を一部改修するほかは、木造校舎もふくめすべて取り壊し、新教室棟と新体育館を建設。新川公園側を正門入り口にするなど大きく変貌する。野口校長は「100年の伝統に感謝し、新しく生まれ変わります」と語る。

 大正3年(1914年)樹徳裁縫女学校として開校し、1世紀の歴史を刻んだ同校。「いろんな努力、涙、喜びがあり、カスリン台風による存続の危機も乗り越えてきた。校舎解体や樹木伐採には生徒も参加して供養し、挿し木をしていのちをつないでいきます」と同校長。正門は創立当初の向きに戻し、必要に応じて増築してきた校舎を整備。総工費約20億円をかけて新校舎が現れる。

 すでに「群馬県一きれいなトイレ」など一部改修工事が始まっており、完成は2014年度末の予定。記念式典は2015年4月以降に挙行。記念誌も発行する。

 また女子の制服をリニューアル、セーラー服の上に白い「100周年メモリアルジャケット」を着用、スカーフからリボンにし、ソックスは紺に変わる。一日体験入学の女子中学生にも好評だったということで、新1年生からこの姿になる。

 慈悲の心を具現化するのがミャンマーでの学校建設だ。生徒たちが月に1度、昼食を節約するなどして貯めてきた「マイトリー基金」で、創設から12年で約700万円に。100周年記念事業として、来年中に1棟を建設する計画を進めている。

 「目に見える変化とともに内部の変化も進め、元気で前向きな教員と、やる気のある子どもたちを育てていきたい」と野口校長。「仏教精神に基づく全人教育」を校是に「教育目標にも手を入れ、各分野で種まきを始めている。200年に向け、4、5年かけて明確なビジョンづくりをしていきたい」としている。

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