16年ぶり積雪25センチ 桐生地方

 強い寒気と低気圧の影響で、桐生地方は8日未明からほぼ丸1日雪が降り続け、積雪量は桐生市の市街地で約25センチ(本紙調べ)と1998年1月(28センチ)以来16年ぶりの記録的な大雪となった。積雪や路面凍結の影響で桐生地区でもスリップ事故が多発し、転倒で救急搬送される人も相次いだ。鉄道に運休や遅れが生じ、農業用ビニールハウスなどの損壊被害も出た。

 桐生署によると、管内の雪の影響による交通事故は9日午前4時までの24時間に16件発生。うち人身事故は3件で、いずれも軽傷。10日朝は午前9時までにいずれも軽傷の人身事故が3件発生した。

 桐生市消防本部によると、雪に関係する救急出動は8日から10日午前9時までに4件あった。いずれも転倒で、うち70代男性が骨を折る中等症、3人が軽症。

 県桐生地区農業指導センターによると、10日午前10時現在、農業用ビニールハウスの損壊が桐生市とみどり市で各1件発生した。

 各鉄道は8日から9日にかけて一部列車に運休や遅れが出た。

 桐生、みどり両教委によると、残雪や路面凍結の影響で、10日朝に始業時間を1時間繰り下げる学校もあった。

 前橋地方気象台によると、前橋市の積雪量は33センチで、98年1月と並び観測史上3位を記録した。桐生市の8日の最高気温は0・3度で、観測史上2位を記録した。気象台は日陰の路面などは11日以降も凍結する恐れがあるため、スリップ事故や転倒などに注意を呼び掛けている。

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