東京の円城寺司さん、上州グルメをブログで発信

 焼きまんじゅう、花ぱん、ひもかわなど、桐生をはじめ群馬の名物を食べ歩き、ブログで発信している人がいる。東京都足立区の歯科技工士、円城寺司さん(34)で、趣味の自転車で100キロ離れた群馬に出没しては、美しい写真を添えてレポートを掲載。「桐生はうまいものが多い。すべての店を食べ比べたい」と、その食欲はとどまることを知らない。

 群馬に縁はないという円城寺さんは2011年4月、たまたま訪れた前橋市の店で焼きまんじゅうに“一目ぼれ”した。「生地の独特な食感と、みそだれの絶妙な甘さ。衝撃的なうまさだった」

 以来、県内外の店を食べ歩き、12年1月にブログ「焼きまんじゅうを食らう」を開設。桐生、みどり両市の約30店を含め190店近くを回り、味や特徴を紹介している。

 両市では、「味も店主の人柄もイチオシ」という美濃屋(みどり市大間々町大間々)や、「自社開発の冷凍焼きまんじゅうをいつも自宅に保管している」という前沢屋(桐生市東二丁目)などがおすすめとか。

 次に魅了されたのが、桐生名物の花ぱん。「焼きまんじゅうに通じる、素朴だけど奥深いお菓子。店ごとの味の違いも面白い」と、口コミ情報をもとに両市の14店を取材。「店の歴史と素材の良さが別格」という本家・小松屋(桐生市本町四丁目)や、「サクサクした食感が印象的」という若林(同市新宿一丁目)などがお気に入りという。

 桐生うどんの代名詞・ひもかわも7店を紹介したほか、ソースカツ丼にも食指を伸ばす円城寺さん。一日約1000件のアクセスがあるというブログを通じ「うまいものの存在を多くの人に知ってほしい。地元の人にも、郷土名物を再発見してもらえたら」と、食べ物ごとの“全店制覇”をめざす。

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