元高校球児再び結集 県OB大会開幕

 元高校球児が高校ごとにOBチームを結成し、県の頂点を目指す「群馬県高校野球OB大会」(県高校野球OB連盟主催)が5日開幕した。16チームのトーナメント方式で、桐生地区からは桐生第一、桐生市商、桐生工業、桐生、桐生南の5校のOBチームが参加。母校のユニホームに袖を通した同窓生たちは、先輩後輩の枠を超え、懐かしい真剣勝負を楽しんだ。

 県高校野球OB大会の開催は昨年に続き2度目。県内では昨年、高校野球OB連盟が発足。野球を通じて同窓生の交流機会を増やすとともに、高校野球の活性化にもつなげようと、21チームが加盟している。

 5日は藤岡市民球場で、昨年準優勝の桐生第一高校硬式野球部OB会と桐生商業高校硬式野球部OB会が対戦。桐商OB会が5─3で桐一OB会を下した。また、桐生工業高校硬式野球部OB会は館林OB会を6─3で破り、8強に進出した。

 初参加同士の桐生高校野球部OB会と桐生南高校野球部OB会は、高崎城南球場で直接対決。桐生南OB会が小刻みに加点し、9─0で桐生OB会に完勝した。

 桐生南OB会の監督を務めた曲澤清さん(47)は「世代間で連絡を取り合い、現役大学生を含めて20人が集まった。自分たちの代は、桐高さんに勝てなかったので、勝利はうれしい。ユニホームを集めたり、背番号を作ったり、裏方の協力にも感謝したい」と話す。

 桐生OB会監督の柴田敦さん(53)は「母校のユニホームを着れば、勝ちたいと思う気持ちがわいてくる。若いOBが参加するきっかけになれば」と、今後の展開に期待をかける。

 今年は県大会で終了だが、2015年は優勝チームが「マスターズ甲子園」に出場できることが決まっている。

 憧れの舞台でのプレーを目指し、OBチームの充実が今後いっそう進みそうな気配だ。

 桐生勢の次の対戦相手と会場は次の通り。準決勝は7月5日、決勝は8月9日。
 【6月22日】▽桐生工OB会─高崎工OB会▽桐生商OB会─前橋OB会▽桐生南OB会─沼田OB会(会場はすべて県営敷島球場)

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