キッズバレイ、宇宙開発企業と提携

 子育て支援や子育て世代の起業支援を通じた地域活性化を進めるNPO法人キッズバレイ(松平博政代表理事)が宇宙開発ベンチャー企業のispace(アイスペース、本社埼玉県入間市)と16日付で提携した。子ども向けの体験プログラム「きりゅうアフタースクール」で活用するほか、桐生地域のものづくり企業や大学とも結び付け、産業活性化を目指す。

 宇宙開発は民生品の活用などで開発コストが大幅に下がり、国際的にも新規参入が相次いでいる。ispaceは2010年に設立され、世界初の民間月面探査プロジェクト「ハクト」を主導。インターネット検索のグーグルがスポンサーを務める民間月面ロボット探査の国際レースに日本から唯一参戦し、超小型無人探査機の開発を進めている。

 キッズバレイは企業支援事業として、ispaceの袴田武史代表や開発リーダーで宇宙ロボティクスの権威である吉田和哉・東北大教授を講師に招き、勉強会を開催するほか、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のある茨城県と北関東道でつながっている利点を生かした新たな産業創出の可能性を模索する。アフタースクール事業では、桐生の子どもたちに宇宙の最新情報と体験プログラムを提供する。ispaceとハクトプロジェクトに対しては、広報活動などで協力する。

 担当の積田有平副代表は「提携を通じ、桐生にどこよりも早く宇宙の最新情報を届けたい。ハクトプロジェクトをみなさんで応援していただけたら」と話している。

関連記事: