おりひめバス、6年ぶり路線見直しへ

 桐生市は、公共交通機関として重要な役割を担っている「おりひめバス」を、より利便性の高いものにしようと、6年ぶりに路線などを見直す、新たな運行計画の作成を進めている。計画作成にあたって利用者の声を参考にしようと、現在、車内などにアンケート用紙を設置し、声を集めており、担当の総合政策部広域調整室では協力を呼びかけている。見直しは来年4月からを予定している。

 おりひめバスは通勤や通学、通院、買い物などの生活交通として現在、12台(1台予備車両)が7路線33系統で運行している。2009年には大幅な見直しを実施、利用者ニーズの高い施設への乗り入れなどを図った。しかし利用者はその後も減少。09年度は約42万人、13年度は41万2000人弱の利用者数となり、赤字額も年間1億円生じており、市議会でも、おりひめバス見直し論議がたびたび出された。

 今回の見直しは、前回の見直しから年数が経過したこともあり、より利便性が高く、効率的な運行を目的に実施するもの。見直しにあたって参考とするアンケートでは年齢やバスの利用頻度、利用する路線や区間、時間帯、目的などや年間1億円の赤字を踏まえての運賃の考え方、改善してほしい事項などを聞いている。

 アンケートは7月末まで実施。その後はアンケート集計、運行計画案作成、市公共交通会議の承認などの手続きを進めていく。

関連記事: