県、ヘルパンギーナ警報発令、桐生地区が患者数最多

 県は5日、夏風邪の一種であるヘルパンギーナ警報を発令した。7月28日〜8月3日の1週間で、県内1医療機関当たりの患者報告数が6・15となり、警報発令の基準(6・00)を超えたもの。桐生地区(桐生市・みどり市)では同期間の1医療機関当たりの患者報告数が8・80と、県内12の地区で最多だった。

 ヘルパンギーナはウイルス性の感染症で、感染経路は飛沫(ひまつ)感染、接触感染、経口感染など。突然の高熱とのどの痛みが主な症状で、口の中に水ぶくれができ、痛みで食欲不振などになることもある。4歳以下の子どもがかかることが多い夏風邪の一種だ。

 桐生市医師会理事で感染症担当の金子浩章医師(みらいこどもクリニック)は、「一般的な夏風邪で、ほぼ平年どおりの流行。丁寧な手洗いで感染拡大防止を。便でウイルスが排出されるので、患者の便を処理した場合は、特に手洗いを徹底してください」。

 また、口内に痛みを伴う水ぶくれができ、水分摂取しにくい状態になるため、「特に脱水症状にならないよう注意して。刺激の少ない水分を取るようにしてください」と話している。

 なお桐生地区では、口の中や手、足に小さな水ぶくれができ、発熱を伴う夏風邪の手足口病も流行している。感染経路はヘルパンギーナと同様で、同医師会はじめ医療機関では、手洗いによる感染予防などを呼びかけている。

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