桐生に宇宙ビジネスを プロジェクト、来年立ち上げ

 桐生で宇宙ビジネスのプロジェクトが来年立ち上がる見通しだ。宇宙開発ベンチャー企業のispace(アイスペース、本社埼玉県入間市)と提携したNPO法人キッズバレイ(松平博政代表理事)が進めるもの。発足に向けた準備段階として、年内に同社の袴田武史代表を招き、宇宙ビジネスの現状やプロジェクトについて説明してもらう。今月末に先んじて開催する宇宙教室では、小型無人月面探査車の操縦体験の追加も決まった。

 両者は5月に提携を結んだ。プロジェクトは起業支援の一環で「桐生宇宙プロジェクト(仮称)」と名付け、桐生地域で関連産業を興すのが狙いだ。具体的にはロボット開発などを視野に入れている。

 月などの資源開発や宇宙空間を漂うごみの回収で近い将来、世界各国で民間の参入が想定されている。11月すぎに「宇宙ビジネスビッグバン」と題した説明会を市内で予定しており、袴田代表に現状を語ってもらう。

 31日の宇宙教室の会場は桐生市総合福祉センター。火薬エンジンで飛ばすモデルロケットの打ち上げ体験を企画していたが、急きょispaceが月面探査用に開発した小型探査車の操縦体験も追加した。ラジコンのようにコントローラーで操作する。

 操縦体験は午後1時から同3時まで。小学生から高校生が対象で参加無料。当日参加も可能だが事前予約した人を優先する。ロケット打ち上げは有料(一般6000円)。別途登録料を払うと日本モデルロケット協会の4級ライセンスを取得できる。定員30人でまだ空きがある。

 担当の赤石麻実さんは「桐生の子どもたちに、宇宙の不思議や可能性に触れてほしい。一人ひとりの好奇心に火をつけたい」と話す。

 問い合わせは事務局(電46・7486、平日午前9時から午後5時、電子メールcontact@kids-valley.org)まで。専用のホームページ(http://kidsvalley.wix.com/model-rocket)も開設済み。

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