まちなか活力創出、“まちづくり”ビジョン桐生市プログラム

 桐生市は30日までに人口減少・超高齢者社会が進展するなかで、望ましい都市の将来像の達成を目的とした「ぐんま“まちづくり”ビジョン桐生市アクションプログラム」を作成した。「都市機能の充実・強化によるまちなか活力の創出」「歴史・文化遺産の保全・活用と交通環境の整備促進によるおもてなしまちづくり」を重点プロジェクトに今年度から2018年度までの期間で、地域住民や関係機関と協議しながら、具体的な計画を作成し、事業を進めていく。

 「ぐんま“まちづくり”ビジョン」は都市を取り巻く社会環境の変化を踏まえて群馬県が都市計画の取り組み方針を2012年9月に公表したもので、桐生市は同年12月にアクションプログラムの策定モデル市町村に選定され、作業を進めてきた。都市計画の観点から市が抱えている課題解決に必要な施策などをとりまとめたものだ。

 桐生市では課題を洗い出した結果、「各種の都市機能が市街地に集約している」「歴史的文化遺産が数多く存在している」ことを踏まえて作成。市民とともに考え、着実に計画を進めていくこととしている。

 重点プロジェクトの「都市機能の充実・強化によるまちなか活力の創出」では既存の(1)公有施設の有効利用(2)空き家、空き地、空き店舗の有効利用(3)定住促進に向けた公的支援の推進─を柱に低・未利用地と公有不動産の有効活用の検討、新規事業として赤岩線現道拡幅などを事業に盛り込んだ。

 「歴史・文化遺産の保全・活用と交通環境の整備促進によるおもてなしまちづくり」では(1)重伝建地区を核とした歴史・文化資産の保全・活用(2)まちなかへ誘導するための広域アクセス機能の強化─などを柱に事業をまとめ、歴史的風致維持向上計画の策定、新桐生駅前広場整備を新規に盛り込み、各駅間の連絡性強化、新桐生駅バリアフリー化などを検討項目とした。

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