東京五輪へ英語力向上を、桐女高が研修協力校に

 東京オリンピック、パラリンピックを2020年に控え、文部科学省は今年度から小・中・高校を通じた新たな英語教育の展開を図っている。群馬県教育委員会では県英語教育改善プランを掲げ、県内公立高校で唯一英語科のある桐生女子高校(野村聡校長)を研修協力校として、群馬大学教育学部と連携して取り組みを進めている。17日には桐女で研究協議会を開催、授業参観やワークショップが行われた。

 文科省の「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を受けて、県では今年度、桐女を指定して外部専門機関と連携した英語指導力向上事業を実施している。桐女英語科にとっても新年度の入試から普通科とくくり募集とするなど、変革の時期。群大教育学部の支援も受けて、全体の英語力向上を図り、その成果を県内各校に普及する方針だ。

 研究協議会には県内公立高校や桐生市立中学校の英語教諭、群大教育学部の学生、県教委担当者ら約90人が参加。午前中は「真面目で積極的な生徒が多く、ほとんどが大学進学を希望しているが、英語に苦手意識を持っている者も多い」という傾向の桐女1年生と2年生各2クラスの授業を参観して指導力を見た。

 午後には研究授業や自校での改善策について協議、続いて群大教育学部の上原景子教授が指導力向上のワークショップを実施。「たえまない、わかりやすいインプットが大切」などと英語で語り続け、集まった英語教諭自身の英語力と指導力向上を図った。

 今後は12月に県内小・中・高校の英語教員約200人が参加する英語教育フォーラムを予定。桐女の取り組みの実践発表を行う予定だ。

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