ジュニア五輪男子1500メートル、大類康靖選手自己新で栄冠

 横浜市の日産スタジアムで2日まで行われた第45回ジュニアオリンピック競技大会の中学2年男子1500メートルで、新里中の大類康靖選手(2年)が4分05秒27の自己ベストを記録して優勝した。昨年の中学1年男子1500メートル優勝に続く栄冠。レース後の「楽しかった」という言葉に今後のさらなる活躍が期待される。

 日本陸上競技連盟主催のジュニアオリンピックは学年別の全国大会。1500メートルの決勝は1日午後に行われた。スタートから先頭に立った大類選手は、通常より早めの400メートル手前で一気にラストスパート。圧倒的なスピードで集団を引き離し、2位に1秒25差をつけてゴールした。

 「走っていて、とにかく楽しかった」と大類選手。今回、エントリーランキング10位からの挑戦で、「どこまで順位をひっくり返せるかなと。スタート前はわくわく感があり、テンションも高かった」と話した。

 今年一年、顧問の山藤一也・新里中教諭とともに800メートルに挑戦し、スピードの強化を図った。その成果がこのラストスパートで出た。「最後の1周は60秒を切るほどの力が出て、目標としていた走りができた」と山藤教諭。

 会場には新里中陸上部(部員21人)全員が駆けつけ、ゴールの延長線上に新里中の横断幕を掲げて応援。「家族や仲間のサポート、学校、中体連、そして地域の人々の協力や支えが本人の大きな力になった」と山藤教諭は話している。

 また、中学3年男子200メートルで優勝が有力視されていた笠懸中の久保塚高志選手(3年)は、左足の肉離れで決勝を棄権した。久保塚選手は10月31日の準決勝で、100メートル走った時点で左ももの裏に違和感を覚えたという。決勝に進めるタイムでゴールまで走り切ったが、出場は断念した。

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