全国高校ラグビー、優勝候補に桐生勢13人

 27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する第94回全国高校ラグビー大会に、東日本唯一のAシード校として出場する優勝候補の国学院栃木。その活躍を支えているのが、13人の桐生のラグビースクール出身者だ。主力選手のCTB尾池敏志君(3年、清流中)をはじめとする桐生っ子たちが、部員68人の強豪チームを盛り上げて初の日本一を狙う。

 栃木代表で15年連続20回目の花園に出場する同校(栃木市)。4月の全国選抜で初の4強入りし、6月の関東大会で優勝、関東の強豪校が集うスーパーリーグでも初優勝し、今大会は“東の横綱”としてAシード校に選ばれた。

 小柄な選手が多くパスとランを使った展開ラグビーで躍進するチームを支えるのが、桐生ジュニアラグビースクール中学部・愛称シルクス(山上勉校長)出身のメンバーだ。

 尾池君をはじめ、主力で活躍するLO柚木駿介君、FL大澤俊一君、女子東西対抗戦(7人制)の東軍に選ばれて花園でプレーするSO内山真希奈さんら、結束の固い3年生7人を中心に13人がチームをもり立てる。

 吉岡肇監督も「(シルクス出身者は)タックルなどで体を張る子が多く、玄人好みの努力家が多い」と目を細める。中学時代に指導したシルクスの星野勝コーチは「一人ひとりが自分の役割に集中すれば結果はついてくる」と教え子たちにエールを送る。

 高校最後の大会を前に3年生は「感謝の気持ちを忘れずプレーしたい」(尾池君)、「残り少ない練習を精いっぱいやる」(藤田爽太郎君)、「初の花園で自分らしくプレーしたい」(内山さん)、「一日でも長くこのチームでやりたい」(藤田進太郎君)と抱負を語る。

 さらに「最後は笑って終わりたい」(柚木君)、「春4強には満足していない。優勝を狙いたい」(大澤君)、「日本一になって(元高校日本代表の)兄を超えたい」(金子拓史君)と、初優勝を目指す意気込みを熱っぽく語る。

 国学院栃木の初戦は30日第1試合(午前9時半〜第1グラウンド)で大分舞鶴と青森北の勝者と対戦する。内山さんが出場する女子東西対抗は27日の開会式後(午前11時50分〜第1グラウンド)に行われる。

 また群馬代表の明和県央は27日第2試合(正午〜第2グラウンド)で高松北(香川)と対戦する。

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