石関氏陣営の選挙違反、桐生の支持者にも衝撃

 昨年12月の衆院選で群馬2区から立候補し、比例復活当選した維新の党・石関貴史氏(42)陣営の公選法違反事件。元秘書ら計4人が県警に逮捕されたのを受け、桐生地区の支持者にも衝撃が走った。

 同事件では、衆院選中の12月上旬ごろ、石関氏の選挙運動に使う看板を伊勢崎市内の道路沿いに掲示する報酬として数十万円を授受したとして、石関氏の元秘書で伊勢崎市議の山越清彦容疑者(43)と、運動員とされる看板製作・イベント企画業の会社役員、本木博幸容疑者(49)ら3人が同法違反(買収)容疑で逮捕された。

 桐生地区の後援会幹部の男性(75)は「驚いている。石関陣営は資金がない中で選挙をしており、事実だとすれば(報酬の)金がどこから出たのか疑問だ」と首をかしげる。

 衆院選で選対幹部を務めた男性(62)も「多くの支持者から、どうなっているんだと電話が入っているが、私も報道以外の情報はなく戸惑っている」と困惑を隠さない。

 男性は「山越容疑者は主に集会の司会や選挙事務所での接客をしていたが、ほかの3人は知らない。石関氏との関係も分からないが、これで(当選が無効になる)連座制が適用されたら大変だ」と捜査の行方を心配する。

 事件を受け、同党の松野頼久幹事長は6日、記者団に対し、石関氏から党の選対委員長辞任の申し出があり、了承したことを明らかにした。党としての処分については「石関氏自身の関与があるのかないのか見極めたい」と述べた。

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