桐生・みどり公立高7校を5校に、県教委が再編方針

 桐生・みどり地区の公立高校の在り方に関する第2回の懇談会が13日に県合同庁舎で開かれ、県教委は現状の7校を5校に統廃合する再編整備方針案を示した。2013年1月末の第1回懇談会以来、教育長や小・中・高校長らの教育関係者と、小・中・高PTA代表や各高校同窓会長らの学校関係者でそれぞれ協議を重ね、まとめたもので、両市長や産業界代表らも了承。具体的な統合の組み合わせなど再編整備計画は16年度を目途にまとめ、21年度からの実施を目指す。

 少子化が進むなか、県教委は「高校教育改革推進計画」を11年に策定、県内8地区別に学校・学科の適正配置を検討。桐生・みどり地区は現在、桐生、桐生女子、桐生南、桐生西、桐生工業、桐生商業、大間々の7校があるが、(1)高いレベルの進学を目指す普通高校(2)個に応じた進路を実現できる普通高校(3)地域産業と連携した特色ある専門学校─の3種類5校が必要とする。

 前年度の入試では7校とも定員割れはしていないが、両市の中学3年生は今年度に対し、21年度には76・2%の約1300人に減少し、29年度には63・9%となる見込み。他地区からの入学者が流出する生徒より多いという特色も限界があり、7校のままだと21年度までに3学級以下になる高校が複数出ることになる。

 県教委によると、これまで2年間計7回の検討会では「7校それぞれ歴史があり、地元に密着している」ことを認めつつ、「適正規模で活力ある学校に」と再編の必要で一致。「29年度を見通して4校にすべき」との意見もあったが、各種シミュレーションの結果「5校が現実的」との了解に至ったという。

 今後は統合の組み合わせや学科の在り方などを具体的に検討していくが、「通学に不便な桐女の移転」などの問題も、全体の再編構想のなかで検討することになる。

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