元秘書の伊勢崎市議辞職、石関氏陣営の選挙違反

 昨年12月の衆院選で群馬2区から立候補し比例復活当選した維新の党・石関貴史氏(42)陣営の選挙違反事件で、公選法違反(買収)容疑で逮捕された、石関氏の元秘書で伊勢崎市議の山越清彦容疑者(43)が16日、市議を辞職した。運動員に報酬を渡した買収容疑を認め、「有権者に迷惑をかけ申し訳ない」として辞職を判断したという。

 山越容疑者の弁護人が同日、伊勢崎市で記者会見した内容などによると、同容疑者は、12月7日にアントニオ猪木参院議員が石関氏の応援演説に来ると知り、看板制作業の会社役員、本木博幸容疑者(49)=同容疑で再逮捕=にその告知看板を作るよう依頼。石関氏の事務所の女性職員を通じて本木容疑者に約52万円を渡した。

 看板は200枚作り、実費は約30万円だったという。本木容疑者は、掲示を手伝った男性2人(同容疑で逮捕、処分保留で釈放)に2万円ずつ支払い、残りを自分の報酬として受け取ったという。実費を除く部分について、山越容疑者は違法な報酬と認識していたという。

 一方、代理人は、看板の制作依頼は山越容疑者の独断であり、選挙運動の決定権はなかったとして、石関氏の当選が無効になる「連座制」は適用されないとの見方を示している。

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