桐生の積雪量、気象台が公表

 前橋地方気象台 icon-external-link は桐生市消防本部が今冬から再開する積雪観測値を気象台のホームぺージ(HP)で公表することを決めた。大雪注意報や同警報を発表した場合に「(大)雪に関する群馬県気象情報」に掲載する。県南部の積雪量の公表はこれまで前橋市のみだったことから、気象台は「桐生市が加わることで県南部の積雪情報を充実できる」としている。

 気象台によると、同本部が昨年10月に気象業務法に基づいて積雪の観測を行うことを届け出たことを受け、「県南部の積雪観測値を充実でき、県民にとっても重要な情報である」として、同本部から情報提供を受けて公表することにした。

 気象台が公表している積雪量は雪の多い県北部はみなかみ町、藤原(みなかみ町)、草津町の3カ所あるが、県南部はこれまで前橋市のみとなっていた。

 同本部が観測する積雪量の公表は気象台HPの「防災情報」欄の「気象情報」で、「同本部が観測した××日××時現在の積雪量、桐生市元宿町:××センチ」の形式で行う。

 公表時間の目安は午前5時と同11時、午後5時の3回。ただし、即時活用のみのため、統計には用いられない。公表基準である平地の大雪注意報は24時間の予想積雪量が10センチ以上(災害発生の恐れがある場合)、同警報は同30センチ以上(重大な災害発生の恐れがある場合)に発表する。

 桐生市の積雪量は1955(昭和30)年から気象台通報所が、77(同52)年からは同本部が気象台の委託を受けて2002(平成14)年まで観測し、公表していた。その後も参考値として観測していたが、不定期だったことから、昨年2月の記録的な大雪の最深積雪量の記録は残っていない。再開する観測は1時間ごとに行い、公表する。

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