100周年の節目飾るぞ 梅田の八木節「日昇会」

 桐生八木節連絡協議会に加盟する24団体で最古の歴史をもち、桐生市梅田町に拠点を置く八木節チーム「桐生日昇会」(向田博明会長、22人)が、今年で発足100周年を迎える。大正初期に発足した地域の青年会が前身で、多くの名人を輩出し続ける老舗チーム。来月の技能研修発表会や、50周年を迎える8月の桐生八木節まつりに向け、記念すべき節目を飾ろうと特訓中だ。

 前々会長の故高木幸一郎さんの書き残した資料によると、大正2年(1913年)に発足した梅田村大門地区(現桐生市梅田町一丁目)の青年会が前身。八木節が盛んになるとともに「日昇会」に改名したとされる。

 梅田村が桐生市に合併した昭和29年(1954年)に「桐生日昇会」と改名。同47年の桐生八木節連協の発足と同時に加盟し、昔ながらの正調八木節を重んじる老舗チームとして活動している。

 桐生八木節まつり期間中に音頭の名人を決める全日本八木節競演大会では、これまでに4人の優勝者を輩出。梅田地区を中心に市内全域から22人の男女が集まり、おはやしや踊り、音頭の練習を重ねている。

 向田博明会長(64)=梅田町一丁目=は歴代優勝者の一人で、日昇会の八木節を聞いて育ったという生粋の地生(じば)え。「地元の幼なじみをはじめ、多くの仲間と一緒に練習するのはうれしい。練習後の懇親の時間は特に楽しい」と目を輝かせる。

 記念すべき節目の年を納得のいくパフォーマンスで飾ろうと、全体練習日の毎月第2月曜日夜に加え、音頭練習日の毎週金曜日夜にも全体練習を実施。桐生八木節まつりの前哨戦として来月7日に市立中央公民館で開かれる八木節技能発表会に万全の態勢で臨みたい考えだ。

日昇会のメンバー

八木節の全体練習に励む日昇会のメンバー(桐生市梅田町一丁目集会所で)

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