スポーツの新拠点に、市場のグラウンド活用

 ニュースポーツの普及指導などを行う「ぐんま中高年スポーツ財団」(小林幸一会長)が4月から、桐生地方卸売市場(みどり市笠懸町阿左美)の一角にあるグラウンドを利用することになった。ニュースポーツの大会開催や運動教室、子どもたちへのグラウンド開放などを通じて、地域のスポーツ振興に貢献したい考えだ。

 使用予定のグラウンドは市場北東部の岩宿駅南口に面した場所。市場開設時、花卉(かき)市場の建設計画が上がっていたが着工には至らず。以降は市場関係者のスポーツイベントや年に1度の「市場まつり」の際に駐車場として利用していた。

 同財団では、グラウンドゴルフの主催大会や練習などで使用するほか、運動する機会が少ない子ども向けのスポーツ教室を開催予定。プロ指導者や地元のアスリートなどを招き、子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらうねらいだ。

 また、財団のスポーツ指導員立ち会いのもと、グラウンドを地域の子どもたちに開放する計画も。小林会長は「公園によってはボールの使用を制限している場所もある。子どもたちが自由にボール遊びをできる場所にしたい」と話している。

 使用に際して草刈りなどの管理は同財団が行う予定で、水道やトイレなどの設備は、市場敷地内のものを利用できる。同市場は「ほとんど使う予定のない場所だった。地域のみなさんに有効活用してもらえれば」と話している。

 ぐんま中高年スポーツ財団は2011年4月、ニュースポーツの振興や、地域の子どもたちに運動の楽しさを伝えることなどを目的に発足し、障害者スポーツ大会なども開催。会長の小林さん(75)=桐生市相生町二丁目=は、県スポーツ協会の公認指導員を40年以上務めるなど、地域のスポーツ振興に携わってきた。

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