松井ニットのストライプマフラー、プロスポーツ分野に進出

 松井ニット技研(桐生市本町四丁目、松井智司社長)の代名詞でもあるストライプマフラーが、今度はプロスポーツの分野に進出する。サッカーJ1とプロ野球の複数チームのイメージカラーで彩るマフラーの製作が決まった。順調にいけば秋には市場に投入される見通しだ。

 同社のマフラーはこれまでに自社ブランド展開に加え、プラド美術館など国内外の有名美術館のほか、人気アニメ「機動戦士ガンダム」も採用された。小売店以外の販路開拓を積極的に進めており、今度はスポーツで新たな市場を切り開く。

 2月の展示会でJリーグを中心にプロスポーツのグッズを開発する企業やチームの目に留まり、J1はガンバ大阪、清水エスパルス、大宮アルディージャ、浦和レッズ、鹿島アントラーズの5チームが決定。プロ野球も福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマリーンズの2球団を手掛けることになった。

 ファッション性と知名度に加え、桐生織物協同組合との協業で、J2ザスパクサツ群馬のマフラーを過去に手掛けた実績もプラスに働いた。ガンバとは配色で合意済み。9月中旬の発売に向け、ほかのチームとも近く打ち合わせに入る予定だ。

 松井社長は「サッカーや野球はファンが多く、ありがたい話。消費税の増税後、個人客の需要が減って厳しい状況が続く中、新しい分野に挑戦するのはうちにとって重要。どれだけ化けるか楽しみです」と話している。

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