桐生選手から初エール、同名の縁で桐生市民に

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台(公認)を目指す東洋大陸上競技部の桐生祥秀選手(19)。“同名のよしみ”で1年前から応援を続ける桐生観光協会に、同選手から写真が初めて届いていたことが13日までに分かった。桐生観光のパンフレットなどを掲げ、桐生市民にエールを送っている写真だ。同部短距離監督を通じて「今後ともご声援よろしくお願いします」とのメッセージも寄せられている。

 桐生市観光交流課に事務局を置く桐生観光協会(宮地由高会長)は、将来性豊かなアスリートを同名のよしみで応援しようと、昨年5月から桐生選手を応援する姿勢を打ち出している。

 昨年9月の韓国・仁川アジア大会では応援ツアーを企画。桐生選手がけがで欠場したために実現はならなかったが、今年4月には所属先の東洋大陸上競技部に、桐生特産品の詰め合わせを贈るなどの応援を続けている。

 今回のエールは、その贈り物のお礼として今月1日、東洋大陸上競技部の梶原道明・短距離監督から市観光交流課あてに送られたものだ。

 桐生市の観光パンフなどを掲げた桐生選手の写真とともに、「善意で応援してくださるみなさんからの贈り物を桐生(選手)が喜んでいる」「今後ともご声援をよろしくお願いします」とのメッセージが寄せられた。

 桐生市と桐生観光協会は現在、桐生選手の新記録達成に向けた応援用と、同達成時に備えたお祝い用の2種類の横断幕を作製中。完成後は関係者が横断幕を携え、桐生選手の出場する大会に応援に駆け付ける予定だ。

 市観光交流課は「(写真やメッセージは)桐生選手から桐生市民へのエールと受け止めている。超一流のアスリートから応援いただき光栄。これからも交流を深めていきたい」と意気込んでいる。

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